Bada Ri 6,516m概要

今回の遠征隊が目指すのはBada Ri I峰6,516m。
チベットのラサ北方から東に広範囲に展開す念青唐古拉西山群(ニェンチェンタンラ:Nyainqentanglha West)に位置しています。

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羊八井(ヤンパーチン:Yangbajain)の北に位置するNatsu村からBada Quと名付けられた谷を入っていきます。
BC・C1・C2とキャンプを進め,本峰6,516mの初登頂を目指します。

また,未だ解明が進んでいない念青唐古拉西山群(ニェンチェンタンラ:Nyainqentanglha West)の研究も行います。Map-000_Nyainqentanglha-Whole-ver2.1.6_5 Map-000_Nyainqentanglha-Whole-ver2.1.6_6 BadaRi-GoogleImage

松村(4)

高所順応トレーニング

ラサに到着してから5日。
風邪が若手の間で一時蔓延していましたが,いまは小康状態。

ラサに到着してからは,まず買い出し。食料や行動食,装備を揃えます。ネパールと違って,登山客で賑わう街ではないため,一般の生活用品をいかに登山に転用するかがカギです。

シートを購入するために色々と交渉

シートを購入するために色々と交渉


測って...

測って…


お買い上げ

お買い上げ


パッキングも佳境に

パッキングも佳境

買い出しの合間には近くをぶらぶらと観光。DSC_2568 (640x424)

滞在先のホテルのすぐ裏が大昭寺(ジョカン)。周りを囲うバルコルは多くの巡礼者で賑わう。

滞在先のホテルのすぐ裏が大昭寺(ジョカン)。周りを囲うバルコルは多くの巡礼者で賑わう。

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ポタラ宮

ポタラ宮


マニ車

マニ車

10/12には後発隊の向山医師も到着し,無事本隊全員が揃いました。

医師 向山さんも無事到着。ドクターがいることが心の支え。

医師 向山さんも無事到着。ドクターがいることが心の支え。


本隊+調査隊の面々

本隊+調査隊の面々

10/13, 14は高所順応トレーニングに。
市内から近郊の4,200mほどの山に登りました。
滞在先のホテルでも,3,700mほどあるので,近くの丘で運動負荷を加えるというイメージでしょうか。
チベットの山々には寺院が点在し,宗教上の理由で,高所順応トレーニングに登る山もいろいろと制約がありました。
私,松村は,結構軽い足取りで走ったりもしていました。
4,000mくらいには完全に順応した感じです。

ラサ入りした翌日の高所順応トレーニングはこたえたらしい-向山さん

ラサ入りした翌日の高所順応トレーニングはこたえたらしい-向山さん


もちろんヤク&牛が放牧されている

もちろんヤク&牛が放牧されている

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中腹には寺院が

中腹には寺院が


色々な巡礼者が山路を歩く

多くの巡礼者が山路を歩く


チベット人は皆フレンドリー

チベット人は皆フレンドリー


多くのチベット仏教に関わるペインティングが溢れる

多くのチベット仏教に関わるペインティングが溢れる

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いつ落ちるんだ!?

いつ落ちるんだ!?

飯も旨く,皆食欲旺盛です。
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がっつく坂本さん

がっつく坂本さん

いよいよ,今日中国地質大(武漢)もラサ入りします。
10/16のラサ発に向けて準備・体調管理も大変です。

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写真・文 松村(4)

Nyainqentanglha -2

BadaRi 峰がある Nyainqentanglha は, チベットの北に横たわる広大な山脈である。山脈の裏側(北側)にはナム湖という世界で一番高い場所にある塩湖があり, 観光でも人気。

チベットより国道109を約90km北西行くと, 今回の登山の前進基地である羊八井に到着する。羊八井から山の谷間まで車で行き, BCを設営する氷河湖まではヤクやポーターの協力で荷を運ぶことになる。

 

BCより上は, クレバスやセラック帯が予想され岩の露出も考えられる。高所順応のためキャンプを3つ設置しながら登ることになるが, 各ポイントは Googe Map を参考にされたい。

山岳会,山岳部のHPも御覧ください。

神戸大学山岳会:http://acku.net/
神戸大学山岳部:http://home.kobe-u.com/acku/

全体的な紹介は,次にも掲載されています。

http://home.kobe-u.com/acku/ensei.html
http://acku.net/2015-Nyainqentanglha/NT_West-2015.html

山本(4)

朝日新聞「(スポーツ好奇心)神戸大山岳部、創部100年目の挑戦」

10月8日の朝日新聞に,「(スポーツ好奇心)神戸大山岳部、創部100年目の挑戦」と題した記事が掲載されています。
全国版かどうかがチベットにいる私には分かりません…。
電子版はこちらです。http://www.asahi.com/articles/ASH9L6VDDH9LPIHB04G.html

松村(4)

チベット入境

本日10月10日、ラサに到着しました。
10月8日に上海を出発し、電車に揺られること2泊3日、ようやくラサです。広大な中国を真横に横断するチベット鉄道での旅はなかなか興味深いものでした。

上海の街

上海の街

チベット鉄道

チベット鉄道

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フェリー同様やることはない...。

フェリー同様やることはない…。

だぁーーー

だぁーーー

途中,立ち寄る駅では...

途中,立ち寄る駅では…

いろんな出店があって,トリの足とかが売っていた。これがまた美味。

いろんな出店があって,トリの足などが売っていた。これがまた美味。

チベット鉄道は途中で標高5000mを越える

チベット鉄道は途中で標高5000mを越える

  ニェンチェンタンラ本峰群 美しい(本峰はこれの奥で見えない)

ニェンチェンタンラ本峰群 美しい(本峰はこれの奥で見えない)

ラサ駅着!(正面から撮りたかったが,正面には公安警察がいたためNG)

ラサ駅着!(正面から撮りたかったが,正面には公安警察がいたためNG)

大量の荷物を運搬

大量の荷物を運搬

大量

大量

ラサに着くと,思っていたほど高所という感じを受けなかったです。これでも3500mほどの標高なのに。
わざわざ3日かけて陸路で上海から来た甲斐があった!?列車の中で既に高所順応できていたのかな…

ラサでは9月中にあったチベット自治区設立50周年記念式典の名残がいたるところに見られました。

これから数日,買い出しや高所順応に励みます。

文責:井部(3)
写真:松村(4)

出国にあたって&若手隊員紹介

遠征隊の松村です。

今日の昼前,神戸港を上海に向けて無事出発し,いま順調に瀬戸内海を西に向けて航行しています。
無事出発でき,隊員一同感無量です。

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大量の荷物とともに。

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見送りに来てくれた部員たち。

上海までは3日間の船旅。そこからラサまで2日の鉄道旅。
この世の中に,これだけゆったりした旅ができるのもまたいい。

日本隊としては全員で7人。
そのうちの若手隊員4人の紹介をここで。


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向山順子(神戸大学医学研究科)-医療担当

神戸大学医学部附属病院で医師として働いている向山さん。
仕事の都合上,我々とは別でラサ入りの予定。
現役の医師が帯同してくれることは,大学山岳部の強み。

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坂本諭(25,工学研究科市民工学2014卒)-食料担当

社会人2年目。約2ヵ月も長期休暇を頂いた会社に感謝していると本人は言っています。
グルメな坂本さん。今回のご飯が楽しみです(井部談)。

【坂本コメント】
学生の頃から計画が始まり、社会人になってから実行されたこの計画。色々な障壁がありましたが、やっとスタートすることができました。与えられたチャンスを逃さぬよう、安全に、進めていこうと思います。チベットまで4日間の移動になるため、疲れを溜めずにやっていこうと思います。

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松村健司(22,工学部建築B4)-記録担当

今回の遠征ではスチール・ムービーカメラで撮影記録を担当。だから,プロフィール画もいまのところなし…。
来年からは大学院には進学せず,社会人となるので,今回が最後の青春か?
今年から就職採用活動が8月スタートになり,夏は思うように登れていなくて悶々としている。

【松村コメント】
私が1回生の春,新歓祭での山岳部の勧誘の際の誘い文句が「チベット未踏峰の頂上に立てる」だった。出発までの道のりは長かったが,やっと出発まで漕ぎ着くことができ,感動している。
初の海外登山,地図もないところでの登山活動だが,それが海外登山の魅力でもあるとワクワクしている。
最高の仲間,OBたち,そして応援してくれている全ての人とともに,無事頂上に立ち,帰国したい。
来年からは社会人。今のうちに遊び倒したい。

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井部良太(22,経済3)-装備担当

数少ない現役部員の主将として,今年度部を率いている井部くん。
このごろガツガツと山に登るようになってきました。それにつれて口も悪くなっているとの噂が。
いろいろと装備の検討から購入まで奔走してくれました。
経由地の上海でなにやら良からぬことをしようと画策中。
【井部コメント】
自分が3年間やってきた山の経験全て、総合力が試される環境になると思うので、一つ一つの事象に落ち着いて対応し、遠征を成功させたい。


これからどんな旅が待っているのか。
楽しみです!
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松村(4)